アピモンディア2015に参加しませんか

1985年の第30回名古屋大会以降2年ごとの養蜂国際会議開催地は,ワルシャワ,リオデジャネイロ,ペキン,ローザンヌ,アントワープ,バンクーバー,ダーバン,リュブリャナ,ダブリン,メルボルン,モンペリエ,ブエノスアイレス,そして2013年に紛争直前のキエフでした.

 第44回国際養蜂会議は韓国・デジョン(大田)で9月15日から20日まで開催(http://www.apimondia2015.com/2015/eng/main.jsp).そして2017年の第45回国際養蜂会議をトルコ・イスタンブールでという事まで決定しています.

 毎回数千名規模で開かれる国際イベントに集うのは,養蜂大国の大規模養蜂から庭先で数群をかう趣味養蜂までの多様な養蜂家,ミツバチに関するあらゆる学術分野の研究者,ミツバチ生産物の製造販売業者,開発事業や加工技術,法規制の関係者など,ミツバチと人との関わりの長さと深さを反映した多彩な面々です.

 ミツバチ生物学,養蜂技術と品質,養蜂経済,ミツバチの健康,花粉媒介と養蜂資源,村落開発養蜂,そしてアピセラピーの7つのアピモンディア科学委員会がつかさどる,多岐にわたる学術研究や養蜂活動などの発表や討論会がほぼ4日間,複数セッションの同時進行で行われます.聞きたい口頭発表,参加したい集会があれば,分厚い要旨集をたよりに,あらかじめその会場と日時をしっかり確認しておかないと,大慌てで会場を右往左往するはめになります(経験済み).

 ミツバチ生産物,養蜂器具類,加工処理機器などの大規模展示会/アピエクスポは会議の華といえるでしょう.養蜂関連組織や養蜂による村落開発などの社会活動団体も参加します.一般向け教育的展示,開催国のお国柄を反映した催しや,数年後のアピモンディア招へいをめざす団体の熱心な宣伝活動などがあって,にぎやかな会場の展示ブースを時間を忘れて次々見て回る楽しさは格別です.